この蔵は宮本家住宅の敷地の中庭にある穀物蔵で、以前は米俵を蓄えていた土蔵です。平成２０年（２００８年）古民家研究の第一人者で筑波大学名誉教授の安藤邦廣氏が監修され、筑波大学建築学科の学生たちによりコンサートホール「宮清大蔵」に生まれ変わりました。蔵の雰囲気にスピリッツを感じるウィーン・フィルやベルリン・フィルの名手たちが毎年のように訪れて素晴らしいコンサートが催されています。つくば市内だけでなく、東京、神奈川、埼玉、千葉などの遠方からも音楽愛好会が聴きに来られるなど、「宮清大蔵」は芸術文化の交流拠点として多くの方に親しまれています。またこれらのコンサートは「北条街づくり振興会」によって主催され、北条の街おこし活動の一翼を担っています。

通称「みんなの登校日」
筑波山麓での生活を”より楽しく快適に”を目的に、カフェ、建築、IT、工芸、農業、糀、写真などの仕事に関わる20～50代のメンバーで構成されています。
2017年から廃校活用やまちづくりに関する活動をはじめ、2019年5月には廃校となった旧筑波東中学校で、つくばスローマーケット実行委員会と北条街づくり振興会の共催で開催しました。
つくば市周辺市街地活性化チャレンジ補助金がスタートした2019年10月に北条街づくり振興会青年部会として組織され、まちづくり事業をおこなっています。
2021年には合同会社iriai tempoを設立し、築100年ほどの古民家をリノベーションした地域交流拠点「iriai Tempo」を運営しています。

• 
  https://minnano-toukoubi.localinfo.jp/
• 
  https://twitter.com/min_tou298

青年部会（みんなの登校日）メンバーが運営する地域交流拠点です。築100年ほどの古民家をリノベーションし、たまり場・地域物産品販売・レンタルスペースの提供、ワークショップの開催や貸し切りイベントなどにご利用していただいています。
地域の人にはサードプレイスとして、憩いや仕事のための場所を提供し、まちの外の人には北条の入口として情報の提供や紹介をしています。
古民家の落ち着いた雰囲気と、歴史や自然とつながることのできる感覚は、日常とは違ったひらめきや出会いを与えてくれます。